西平直喜著「青年心理学」にみるアドラー心理学 [アドラー心理学]
西平直喜先生,実は大学のゼミの恩師なのです。
ユング派の学者で,伝記分析といって,その人物の生育史を手がかりにしながら
何がどのように作用して,苦難を乗り越えたり,偉業をなしたりしたのかについて
考えていく手法を,指導していただきました。(座禅にもつれていってくれました。)
僕も,サン・テグジュペリの伝記分析「永遠の少年」
を参考にしながら,画家,エゴン・シーレの生涯を研究しました。
さて,そんな西平先生の著書「青年心理学」が先日の本の整理でたまたま出てきて,ぱらぱらとめくっていました。するとどうでしょう。アドラーについてずいぶん詳しく書かれているではありませんか。学生向きの教科書のような本ですので,とてもわかりやすく,特に劣等感についての記述は感動的です。引用します。
青年分析の問い。
この部分,アンダーラインをかなり激しくひいており,実は学生の頃の自分,アドラーに触れ,アドラーに惹かれていたんですね~。忘れてました・・・。(ダメジャン)
西平先生が参考にされたアドラー関連の文献
ユング派の学者で,伝記分析といって,その人物の生育史を手がかりにしながら
何がどのように作用して,苦難を乗り越えたり,偉業をなしたりしたのかについて
考えていく手法を,指導していただきました。(座禅にもつれていってくれました。)
僕も,サン・テグジュペリの伝記分析「永遠の少年」
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を参考にしながら,画家,エゴン・シーレの生涯を研究しました。
さて,そんな西平先生の著書「青年心理学」が先日の本の整理でたまたま出てきて,ぱらぱらとめくっていました。するとどうでしょう。アドラーについてずいぶん詳しく書かれているではありませんか。学生向きの教科書のような本ですので,とてもわかりやすく,特に劣等感についての記述は感動的です。引用します。
青年分析の問い。
”君は自分の劣等感をどう生活に役立てているか?”という形になり,さらに,”あなたは劣等感を持つ資格があるのか?”(その程度の劣等感に負けない人だって多勢ある)という形となる。
この部分,アンダーラインをかなり激しくひいており,実は学生の頃の自分,アドラーに触れ,アドラーに惹かれていたんですね~。忘れてました・・・。(ダメジャン)
西平先生が参考にされたアドラー関連の文献
Adler,A:The Practice and Theory of Individual Psychology,1924 Adler,A:Superiority and Social interest.-A collection of later writings,1964 Adler,A:Study of Organ Inferiority and Its Psychical Compensation(trans,Engl.),1917 Adler,A:Understanding Human Nature,1927 Ansbacher,H.and R.R.Ansbacher:The Individual Psychology of Alfred Adler,1956
タグ:アドラー心理学 劣等感
今日,久しぶりにお会いしましたね。ブログを呼んで更にまた共通点のあることに気づきました。西平先生,大学時代,僕が唯一尊敬していた教授だったのです。講義はあまり受けませんでしたが,先生の「青年心理学」をはじめとする書籍はかなり読みあさりました。氏の書物の中でアドラーの研究にも言及していたとは思いますが,アドラーを意識するようになったのは教職に就いてからです。佐藤先生とは,アウトドア関係をはじめ,共通する部分が多そうです。今後とも連絡をとりあいたいものです。ではまた…。
by 渡辺利徳 (2010-05-11 20:22)
ありがとうございます。
早速ブログを見ていただき,また,お電話までいただき
感激しています。
そして,アドラー心理学に基づいた実践をされている先生が
山梨の,こんな身近なところにいらっしゃることを知り
とても心強く思いました。
学習会の方にも,是非ご参加ください。
キノコ狩りにはまだ早いですが,連れて行ってください!
by 蕪 (2010-05-11 22:38)