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つながり感覚~炭素ベースで [アドラー心理学]

もう何年も前、岩井俊憲先生がラジオ深夜便で
「共同体感覚は簡単に言ってしまえばつながり感覚です。」
とお話しされたのを今でもよく覚えています。

つながりの中で生かされているというのは
先日の岡野守也先生のコスモロジーでもありましたが
私も以前から炭素ベースで命のつながりを考えています。
たとえば

「死んだらどうなる?」
と言うお話ですが

私は多分死んだら焼かれるでしょう。二酸化炭素と水蒸気になって雲と大気になる 運がよければ植物性プランクトンか、アフリカのバオバブか、鉢植えのシクラメンに、またはホトケノザに、 一部の二酸化炭素がキャッチされ再び形あるものに生まれ変わるのかもしれません。 たとえば植物性プランクトンに取り込まれた私由来の二酸化炭素の炭素は組織に、酸素は海に溶け込み鯨の呼吸の役に立つかもしれません。組織は動物性のプランクトンに取り込まれ、小魚に食われ、大きな魚に食われ、人間に釣り上げられ その人の体の一部となるかもしれません。 全部が全部何かにそっくり生まれ変わることはないかもしれませんが 地球上の様々なものに取り込まれ生き続ける(機能する、有機物) ことになって、輪廻転生も案外科学的なものだと思うのです。 そして、世の中の森羅万象と炭素のやりとりをしながら生き続けることに つながりと、生きる意味や価値を感じるのです。

こういうつながりも、共同体感覚だと思うのですが、どうでしょう?



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