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認知的療法とコスモスセラピー [アドラー心理学]

今日は東京大学へ行ってきました。
認知行動療法の研修の講座で
岡野守也先生が「認知的療法とコスモスセラピー」
と題して講演されました。
先生のお話は、以前NHKの心の時代でも聞いていて(そのときは岡野先生のお話とは思っていませんでした。)今日の講演ででそのときのお話と一気につながりました。
認知的療法というグループのもっとも基本的なところにアドラー心理学があり、論理療法、認知療法
認知行動療法と非常に近い関係にあるとしてコスモスセラピーのお話を始められました。

深遠で広大なスケールのお話はまだまだ未消化なままですが
今日のお話は全体で「共同体感覚」である。
そう受け取りました。とても感動しました

帰りの電車で



を読みましたが、近代主義のもたらした3つの課題として先生は
1「環境破壊」
2「戦争の規模拡大」
3「ニヒリズム」をあげられています。
私は、1と2について、
「今の大人の力では、環境と平和の問題については解決できないし
放っておけばますますひどくなるかもしれない、だから、君たち子供に一生懸命勉強してもらって
この問題を是非解決してほしいと思うんだ。たとえ、解決できなかったとしても
解決に向けて、一人一人ができることを考えてやってほしいんだ。そのために勉強してるんだと思う。」
と折に触れて、クラスの子どもたちに話してきました。
3の「ニヒリズム」については「本物の自己肯定感」として取り組んだ授業が
それに沿っているように思っています。

教育相談で
親と子、そして私の課題が一致すれば、7割方(もっと?)
解決しているといってもいいと思っています。
ヒューマン・ギルドでのカウンセリング演習でも
課題の一致がもっとも重要視されているようにも思います。

岡野先生が提示された3つの課題も
人類共通の課題とすることで
解決も可能なのだと、思いました。


さて
「平清盛」始まりました・・・
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東京大学とスカイツリー
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