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ほんものの「自己肯定感」を育てる道徳授業 諸富祥彦/編著 [アドラー心理学]

少し前になりますが,
分担執筆させてもらった「本物の自己肯定感を育てる道徳授業」
が出版されました。



教育センターで開催した研修で体験した
手塚郁恵先生のホリスティックワークを取り入れた道徳授業を考えてみました。
本物の自己肯定感をよいところも悪いところもある等身大の,
不完全である自分にOKを出すことだと考えて授業を組み立てました。

ある子どもが書いてくれた感想
「自分の心の中には2しゅるいのいいところわるいところがつまっている。その心のおくに,
もっといいことがあることがわかりました。」

70パーセント以上の子どもが自分のことが好きではないと答えた
クラスでの授業だったけれど
少し自分のことを好きになってくれたかもしれません。

番外編で驚いたのが,手塚郁恵先生は
岩井俊憲先生と,一緒にいくつも本を書かれていることを
この本が出版されてから知りました。
クジラのしっぽ,一度尋ねてみたいと思っています。

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その行動の目標が・・・ [アドラー心理学]

その行動の目標(あえて「目標」)が
注目・関心なのか,それとも貢献や協力などの建設的なものなのか
それはいくらその子どもが貢献や協力のつもりであっても
周りが注目・関心ばかりを与えたら
その行動の目標は注目・関心になってしまうのではないか?
というちょっとやっかいな質問をもらいました。(べるがで)

ホントそうですね。

だからこそ,親・教師,大人は
子どもの行動に対してどう感じているかモニターし
それと一致することが大事なのでしょうか。

まずは我々大人自身が,所属という目的の為に
不適切な四つの目標(注目・関心 権力闘争 復讐 無能力)を用いないこと
そして
協力や貢献といった適切な目標に向かう行動に対して
正直に感謝できるようになることが必要なのでしょう。
(案外と協力や貢献,身の回りに多いのですね。)








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