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呼気で排出される炭素の量 [教室]

昨年の12月24日(クリスマスですね)は
人間ドックでした。
そこで「肥満の入り口」と言われました。
まあ,入り口だし,年も年ですから当たり前のことなのですが
当たり前にダイエットにも関心を持ちました。

さて
私はひねくれているのか,カロリーベースでダイエットを考えることに
違和感を感じていたのです。
それは,食べ物がエネルギーにかわるということがウソっぽいと思ったのです。
食べ物を消化してエネルギーが生まれるわけですが,
食べ物が消えてなくなって,エネルギーに変わるわけではない。
食べ物は姿を変えることはあっても消えることはないはずです。
質量保存の法則・・・
(そう考えていたとき,E=MC^2が頭をかすめ混乱しましたがちょっと調べてみたらどうやらこれは
消化とは関係ない?ようだったのでちょっと脇に置いておこうと思っています。)

カロリーベースではなく,炭素ベースで考えてみたら?と思ったのです。
身体に取り入れられる食べ物の重さ分だけ重くなり
排出される重さ分だけ軽くなるはずです。
エネルギーはあくまでも副産物・・・
食べ物はどう姿を変えるか。
まず水分が搾り取られます。
イメージとしては,カップヌードルの具・・・案外と炭素なんて少ないもんだ
その炭素うちの一部が糖として身体に取り入れられ
消化されない炭素(繊維など?)は残った水分と一緒に排泄されます。
吸収された炭素はミトコンドリアでめでたく酸化されて,二酸化炭素になって呼気として排出される。
つまり

収支は

収入の部
食べ物や飲み物

支出の部
汗 尿 便 呼気

この収支の差で黒字なら太る,赤字ならやせる
赤字を続けて理想体重になったら,収支をそろえればいい・・・
そんな風に考えたのです。

炭素が身体の中に入ったり出たりしながら
身体の中ではエネルギーが作られ
私たちは生きている。

僕の好きなフォークシンガーの歌
出して,入れて,入れ~て,出して,筒~のようなこの身体,
出して,入れて,入れ~て,出して,筒~のようにつつがなく~♪


そこで呼気によってどれくらいの炭素が排出されるでしょう?
一日の量を計算しました。(非常におおざっぱに)
呼気に含まれる二酸化炭素 4%
一回の呼吸の量   500ml
空気の重さ     1.3g/1000ml
呼吸の回数     1分16回
CとOの重さの比  12:16
16×60×24= 23040
23040×0.5= 11520
11520×1.3×0.04× 0.25= 149.76

一日,安静に呼吸していて排出される炭素は149.76グラムでした・・・
結構多くないですか?
ん?あってるかなぁ?式,計算違う?・・・
運動してたらどうなんだろう?

こういう考え方って・・・間違ってるのかなぁ?

でですね・・・
炭素は世の中的にはお金に替わるんです。
金属のやりとりもありますが
圧倒的に炭素
そしてそれから生まれるエネルギーを買ったり売ったりして
私たちは生きている。







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