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5コラム法(認知行動療法)に挑戦 [アドラー心理学]

認知行動療法では
自分の認知のゆがみに気づいたり,合理的に状況について考え直したりするために
5コラム法という方法を使います。
そこで昨日の「三年とうげ」を5コラム法に当てはめて見てみました。


1状況(いつ どこで 誰が 何を と簡潔に)
 転ぶと3年きりしか生きられないという峠で転んでしまった。

2感情
 aどう感じたか・・・絶望,恐怖,後悔,ショック,悲しみ,パニック
  身体反応・・・・・布団に潜り込む,食欲がなくなる,病気になる
 b気分,反応のレベル(0~100%)0%(最悪)
 再評価(合理的な思考までいったら・・・)

3考えたこと(そのときに考えた事,思い浮かんだイメージ)
 ・三年峠で転んでしまったから,三年で死んでしまう。
・もうおしまいだ  
4違う考え,反論(上とは違う考え,また上がいい過ぎな点,おかしい点など)
 ・本当に死んでしまった人が今までいたか。
 ・三年峠で転んだからといって3年しかいきられないとは限らない。なぜなら何の根拠もない。
 ・三年しか生きられないとは決まっていないよ。何かいい薬があるはずだよ。三年の間で探そう。そ     
 ・残された三年間,死をおそれて生きるよりも,自分も幸せに,できるだけ人の役に立てるようにして悔いののこらないようにしよう。

5合理的思考(上の二つを考え合わせてより合理的で納得の行く考え方)
 ・一度転べば三年生きられるのなら,何度も転べば長生きできるはずだ。 

2再評価(本来は感情と同じコラムに書き込みます。合理的思考をして気分はどう変化したか。
・すっきり
・元気がわいてくる
・明るい希望
・どんどん転んでやる。
・100%(最高)


いかがでしょうか?ちょっと無理がある点もあるかもしれませんが,なかなかすっきり収まったなぁと思っています。トルトリ・・・ワンダフルカウンセラー,ですね。

今回の5コラム法はCBTセンターのものを参考に一部改変して利用させてもらいました。
http://cbtcenter.jp/cbt/toolbox/column_others.php
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