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アドラー心理学は甘い? [アドラー心理学]

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アドラーを少し学んだ方ならきっとすぐにNO!と言うことでしょう。
(これはアドラー心理学だけでなく,教育相談全体にいえるのかもしれません。)
かつての「甘い」イメージからの脱却を図り
不適切な行動に対しては毅然としてその責任を問うと同時に
その行動の裏にある目的を理解しようとし
その目的に至る適切なアプローチをとるよう勇気づける(代替案を示す)
そんなアドラー心理学の姿には「甘い」という評価は似つかわしくないと思うのです。

さて,そんな思いで早稲田のおそば屋さんで出会った我が恩師,西平直喜先生
の著書,「青年心理学」を読んでみました。すると,そこにはまさしくアドラー心理学のきびし~い側面が
ズバッと書かれていました。

ただ,西平先生がこの本を書かれたのは20年以上も前,
アドラーのドイツ語の本の原典にも当たられ書いてらっしゃるので,
生のアドラーです。ということは,元々アドラー心理学は厳しかった。
共同体感覚に照らしてどうなのか厳しく問われる心理学だったのです。
そういえば,あまり熱心な学生でなかった私は
そんなアドラー心理学にあこがれつつも,逃げ腰だったなぁとぼんやり思い出します。




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