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ペルグリーノ博士の AS IF テクニック & 宮崎駿氏インタビュー [アドラー心理学]

「あたかも・・・であるがのごとく振る舞うことによって
・・・に近づいていく。」

「人生で望む変化を創造する技法―As If テクニックを用いて」ワークショップ
に参加してきました。

例で示されたケースもとてもわかりやすかったし,
カウンセリングのデモンストレーションも見る前でクライアントが変わっていく様は圧巻でした。

ところで
望む変化を創造する=なりたい自分になる,という発想は,自分の人生を自分で切り開いていく
という,主体的な力強さを感じていいなぁと思うのですが,
でもねっていう部分も自分の中にはあるのです。

それは

ありのままの自分を受け容れるという,自己肯定からいえば反対の立場
いつも「なりたい自分」がいて,いつまでも今の自分は「なれていない自分」
であると言うのもどうだろうと思うのです。
「いやいや,望まないのならそれでいいのですよ。」と言われればそれまでなのですが・・・



いつまでも届かない目標がある。
だからこそ,引き算で考えるのではなく,そこへ向かう小さな変化に注目することが大事なのでしょう。
不完全である勇気が必要なのもそういう訳かもしれません。

今朝,王様のブランチで宮崎駿氏のインタビューが放映されました。
「借りぐらしのアリエッティ」はイギリスの児童文学が下敷きになっているようなのですが
「なぜ,児童文学なのか。」
と言う問いに
「大人の文学は自分にはきつすぎるから無理なのです。」
と答えていました。
ありのままを受け止める自然体な様子が(本当はどうか知りませんが)
伝わってきました。

いつも満ち足りなさを感じもっともっとと上を見て進むのか
足るを知り,等身大でありのままの自分(良さもダメさも引き受けて)でいようとするのか?

年齢にもよるのかなぁ・・僕はそろそろ,下にシフトし始めているようです。





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