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いいこと探しには気をつけろ [アドラー心理学]

以前から
「いいこと探しには気をつけた方がいい」
といってきていますが,
アドラー心理学をかじるとたいてい
ほめたり,いいこと探ししたりすることに
慎重になります。

いいとこ探しをするのは
例えば自己肯定感を高めようなんていう意図があったりするわけですが
それが反対に,相対的に悪いところが意識され
自分の「いいとこ」がOK で
「悪いところ」はNot OK なんてことになっちゃう。
そうすると
「私の~ところさえなければOKなのに」とか
何となく,偽物の自己肯定というか,条件付きの自己肯定というか,とにかく
とてもすわりの悪いことになってしまいます。

じゃあ
「悪いところ」は「いいところ」にっていうわけで
ミラクル~

リフレイミングの力業で

口先三寸ものは言い様考え様,
「臆病というのは,慎重だともいえますね」とか何とかいっちゃって・・・
それもいいんだけれど
それで腑に落ちれば問題ないのですが
少なくとも自分はダメなことが多い。
ある課題に対して臆病で,逃げ腰になっている自分を
慎重だなんていってOKにはできない。

OKが出せるとしたら・・・
自分が課題に対して臆病になっていること,逃げ腰になっていることを
認めることができ,それを克服するにはどうしたらいいだろうかと
考え,行動したらOKでしょうか。
結果的にうまくいかず,やっぱり臆病な自分が残ったとしても・・・

そういう自分にもOKが出せること
これが自己肯定であると思うのですがどうでしょう?


清里の野草その2
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そういえば,今朝,NHKテレビでKEEP森の幼稚園が出ていましたね。

主体 [アドラー心理学]

主体が脅かされると一人になろうとするのかもしれません。

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