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言葉化すること [アドラー心理学]

昨日,センターに内留している先生の研究計画の発表があった。
言語活動に重点を置いた研究があったが
そこで「自分の考えを言語に置き換える云々」というところがあり
私の関心にぴったりとフィットして楽しかった。

もやもやとしている自分の考えや思い,感情などをその人なりの言葉にして表す
という作業は
個のものを人と人との間におき,共有する作業だともいえる。
これはある意味,外在化であり
言葉化することによって,課題や問題を外在化し
客観的にそれを眺めることを可能にすることだと思う。

よく引き合いに出させてもらっているが
アド仙人さんもカウンセリングでよくホワイトボードを使う
課題を取り出しボード上にかいた時点で
課題の共有化ができる。

言葉化するということは
そういうことだとわかった。







ヴィゴツキー,ロシアの心理学者。
心理学のモーツアルトと呼ばれるそうな。

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海洋生物 [田舎暮らし]

「海辺で」三木卓(絶版,「ふくろうくん」の訳者です)
の舞台は葉山あたりでしょうか?

佐島の天神島臨海自然教育園
で以前撮ってきたウミウシの写真です。

このキモカワ生物,実は水面を這うんです。
這っているのがわかるでしょうか?

高校時代
海洋生物研究同好会に入っていて
アメフラシを水槽に入れて観察したことがあります。
誰もいない生物室でじっと観察していると
平らな水面を静かに這い出したのです・・・・



神秘





ウミウシです

P1000505.JPGP1000504.JPGP1000503.JPG

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そりゃあ つらいですよね←→つらかったんですね [アドラー心理学?]

課題の分離の話はずいぶん前に書きましたがタイトルにあるこの言葉

そりゃあつらいですよね



つらかったんですね

って,微妙に,いや結構違います。

そりゃあつらいですよね,は,課題の分離が不十分な感じ
話の聞き役が話し手のつらさを引き受けてる感じがあります。

つらかったんですね,は,課題の分離ができている・・・
聞き役は相手のつらさに共感しつつも引き受けてはいない
そのつらさはあなたのもので,私には味わうことはできないが
つらかった,ということはわかると思う。そんな感じでしょうか。

共感

について,考えてしまう。

聞き役は相手のつらさをわがことのように感じつつ
それを二人で並んで眺める客観も必要な気がする。

相手の目で見,相手の耳で聞く。
相手の目で見て感じていることをもう一つの目で見る自分がいる。
相手の耳で聞き自分の心を実験台にし,心がどのように動くか観察する自分がいる。
そんな感じなのでしょうか。

タグ:共感
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積み木ワンダーランドとHAYABUSA [田舎暮らし]

今日は県立科学館に子どもたちと行ってきました。
積み木ワンダーランドは
 愛を説く宗教が戦争の火種をつくる。飽食の限りをつくす国が一方にあり、餓死する国が対極にある。正義は権力を手に入れると失墜し、富を得ると心貧しくなる。アガペーもエロスも愛という名で混同する。どう考えてもこれまで人類の歩んできた道は一面で狂気と背中合わせに発展してきたとしか思えません。富と権力によって自由を獲得できると錯覚させる社会の仕組みがあったからです。  これからは<自己責任を自覚した自由><秩序にのっとった自由>の中で創造活動をし、宇宙の本質に従って人と人、人と自然が調和し、共生する時代とならなければ人類の幸福や平和は夢で終ってしまいます。夢を目標に変えて、バトンタッチをする子ども達と共に真のルネッサンスを目指したい、それがWM創造共育の願いです。
http://www.w-waku.jp/
和久洋三氏の考案した積み木による創造教育です。
今日は大きな円筒を作りその中に入るというプログラムだったのですが,
作って楽しい,壊して楽しい,片付けて楽しいの3拍子そろった体験でした。
子どもたちには何を作るか知らされていなかったのですが
積み木をどんどん積み上げていくうちに,「もっとたかく,もっとたかく」と
ワクワク感が高まっていきます。
そして一部の積み木を取り除くときのドキドキ感
子どもたちは円筒の中にも入ることができました。
円筒の途中を取り除いて,窓を作ったのですが,その取り除かれた形状が
山梨にある日本三大奇橋のうちのひとつ猿橋と同じになっていました。
一見するとどうして崩れないのだろうという感じがする,不思議な構造です。
P1000509.jpgP1000512.jpg
tumiki2.jpg

この後,例のHAYABUSA・・・
見ました見ました。
ラストシーン,感動しました。
また,球形のスクリーンに映る映像の迫力がものすごかったですね。
一見の価値ありです。

回転をテーマにしたサイエンスショーも楽しかったし
目の前で見るミツバチの巣も面白かったし
科学館,見所いっぱいです。


http://www.kagakukan.pref.yamanashi.jp/web/index.php


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祝の島 [アドラー心理学]

http://www.hourinoshima.com/%E4%B8%8A%E6%98%A0%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AB/

祝の島(ほうりのしま)

ポレポレ東中野に見に行った。

知人が制作デスクを担当していて,
現地の方からいただいた食材を使って
スタッフの食事を作ったりしたそうな。

映画?

本当に多くの人に見てほしい。
あまりにゆったりと流れる映像が
そのまま遠い記憶か夢のように見えるので
不覚にも眠ってしまう人もいるかもしれない。

それくらい
『反原発』を掲げながら
優しい映画だ。

祝の島の,たった一人の入学式

私の住んでいる地域では,
知らず知らずのうちに話が進み,学校が次々と統合され
地域を離れた学校へバスで運ばれるのが当たり前になってしまった。

祝の島では
たった全校児童3名(兄弟)であったとしても
島民全員が,仲間になってくれる。

最高の入学式だ。
演出過多の卒業式や入学式はいらない。
みんなで心を込めて祝う。
そんな当たり前のことが
2時間のフィルムに詰まっている。

(200時間撮ったそうだ。)

夢でもう一度,祝の島へ行ってみたい。








タグ:原発 島
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