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視診と望診 [アドラー心理学]

腰痛の治療でお世話になった経絡指圧の治療院で
西洋医学と、東洋医学の違いについてお話を聞いた。
視診は西洋医学。
文字通り見て診断する。
ただ、この見るは分析的なものの見方で、目で見るだけでなく
顕微鏡やCTやレントゲンなどで見るという見方も入るそうだ。
それに対して望診は東洋医学
これは全体を大づかみにとらえる、全体をぼんやりと見る見方だそうだ。

西洋医学的なやり方はどちらかと言えば原因追求型、
それに対して、東洋医学的なやり方は、治療、つまり問題解決型ともいえるだろう。

全体論的な、ホリスティックなものの見方、望診では
原因を突き止めることはできないから、ピンポイントな
投薬や、手術には向かない・・・
全体のつながりを改善していくことで、元気にしていく。
指圧はだから、全身を圧す。

同じ東洋でも
切診(西洋医学では触診)では中国と、日本では違うそうだ。
日本は腹を触って診断する(腹診)中国は脈で診断する。
だから中国由来の針治療では、脈を診るそうだ。
脈を診るといっても、脈拍を測るというわけではなく
手首を触ることで、全身の経絡の流れを診断する。
これは、昔中国ではやんごとなき方を医者が診るときには
手首しか見ることが許されなかったからだそうだ。

自分で腹を押してみる。変に堅かったり、痛かったり・・・。

アドラー心理学は言わずもがな、東洋系だ。
その人は、全体としてどこへ向かっていくのか、早期回想で診断したりする・・・。
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