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囲碁教室の先生 [教室]

子どもたちが通っている囲碁教室の先生は勇気づけ名人である。
だから子どもも大人もいつもたくさんきていて、賑やかだ。

詰め碁の宿題がかえってくると、表に4月2日16分の7、4月4日16分の10、4月6日16分の12、
といった具合に、正答率が書かれる。
たったこれだけで、宿題への意欲がわく。
はじめの16分の7は決してほめられた正答率ではない。44点だ。
でも、できている7問に注目し、これとこれは良くできたな、といって返す。

半分水が入ったコップのたとえ話ではないけれど
「44点しか」と考えるよりも、「44点も」と考えた方がいい、などという人がいるが
ダメでしょう、これは。
やっぱり本人は「44点しか」とどこかで思っているだろう。
そんなときに「44点も」といわれたら、バカにされたように感じるだろう。

できていることに注目して勇気づけるというのは
「44点も」といって苦しいリフレイミングをすることではないと思う。
「44点だったんだ。何ができたの?」とできていることに注目することだろう。
囲碁教室の先生のように
「これとこれは良くできた。」と単にできている事実を示すだけでもこれは
勇気づけである。




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