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いいとこさがし [アドラー心理学]

構成的グループエンカウンター(SGE)の
定番中の定番、「いいとこさがし」
を私の学級でもしてみました。
ここ数年、年二回ないし三回はいいとこさがしをして
子どもたちがお互いのよさに気づく機会になって良かったとは思うのですが
今年は、「いいとこ」にちょっと、いや、かなりひっかっかってしまいました。

新学習指導要領の道徳で「よさ」がとりあげられるようになるのですが
「よさ」とは絶対的なものではなく相対的なもの、だと私は思うので
「これはよい、これはわるい」と二つにきっぱりと分けることにいつも躊躇があります。
アドラー心理学でも
このときこの場合、こうすることは建設的か否か、と判断はしますが
いい悪いの尺度で判断することには警戒します。

まぁ、「いいことさがし」だって
そのときその場で、子どもたちがお互いにいいなぁと思うことを
あげていけばいいわけだし、
何よりも、欠点ばかり意識したり、指摘したりするよりも
少しでも長所、いいところに注目できるようにするためには
このエクササイズはやっぱり価値のあるものだと思うのです。

思うのですが

やっぱりのどに刺さった魚の小骨のように
「いいとこって・・・」
が抜けないでいます。
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