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ほめることのアブナサ 会社に引きこもる? [アドラー心理学]

ほめることにはじめに警戒したのはたぶんアドレリアンでしょう。
ほめることそのものをまず,否定して
勇気づけにスイッチしていくと,案外と
勇気づけがほめる,ということに包含されていることに気づくのではないでしょうか。
つまり
ほめることそのものがまずいのではなく,
問題はほめ方だということ。
しかし「ほめ方」と安易にいってしまうと
どうも,ハウツーがあるような錯覚を感じてしまう。
だから,ほめるなというのかもしれません。

勇気づけの原理原則。
こちらの思い通りに相手を操作しようとしないこと。
子どもを操作しようとして,うまくいかずにキレている大人は
ラジコンが思い通りに動かず腹を立てて泣きわめく子どもに似ていますね。
自分を思い通りに操作しようとしているものとは人は仲間になりたいとは思いませんね。

さて,
中学校2校の校内研究でQ-Uアンケートを中心にお話しさせてもらいました。
昨日は職員の数が30人を超える学校。
思っていたより威厳のない講師の登場に,ちょっと戸惑った様子でした。
それでも
お話を進めていくうちに,食後の眠さに耐えていた先生も,段々乗ってきてくれ,
私ものびのびと話すことができました。
中学校でお話をして,学級担任のスタンスが小学校と全く違うことに当たり前ですが
改めて気づきました。
学級の中に飲み込まれているのが小学校の担任だとしたら,
学級の外にいて,外から眺めているのが中学校の担任のように思いました。
両方が両方から学ぶことがあると感じました。

そうそう,一昨日は,大学時代の恩師が,某大学の学長に就任された祝賀パーティー
その恩師の言葉
「家に引きこもってるのもたくさんいるけれど,会社に引きこもってるのも相当いるんだよね。」
なるほど~の一言でした。
もしかしたら,僕がアドラーを学んでいることを知って,思いついた一言なのかもしれませんが
ライフタスクを話すとき,使える,と思いました。
今日,同僚にそのことを話すと。
学校に引きこもってるのもいるネ,と言っていました。





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