国語の教科書(光村)は面白い① [教室]
久しぶりに教室ネタ・・・
というのも,ここのところ以前担任していた子どもたちから次々に手紙が届き
もうすでに懐かしい存在になっている教室が一気によみがえってきたからでした。
どうしてこう次々と手紙が届くのかというと・・・
手紙の書き方を勉強する時期だからなのです。
授業で「誰かに手紙を書いてみましょう。」
ということになったのでしょう。
そんなときに,私を思い出してくれたなんて,なんと幸せなことでしょう。
例えば5年生などは見学のお願いが題材なのですが
結構大人でも勉強になります。
国語の教科書,なかなか面白いです。
さて,今日から時々国語の教科書シリーズで書いてみたいと思います。
今日は「サクラソウとトラマルハナバチ」(光村 5年上)
サクラソウと言っても,栽培種のそれではなく,野生のサクラソウ。
葉が厚く,しっかりとした茎に淡いピンク色の花を段々に咲かせます。
このサクラソウも絶滅が危惧されているようです。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/sakurasou.html
このサクラソウのが実を結び子孫を残すためには,トラマルハナバチという蜂が必要です。
同じ仲間に花粉を運んでもらうために,長い舌をもつ虫だけが蜜を吸えるような花の形をしている
からなのです。つまり,トラマルハナバチの口の形はサクラソウにぴったり合っていると言うことです。
子どもたちには『つながり合って生きている』ものを他にも探させてみたいものだと思います。
探していくうちに
「なんだ,みんなつながり合ってるじゃん。」という原理に気づくのではないでしょうか。
そこで投げかけたい質問・・・
「じゃあ,人間は?」
生物のフードチェーンのつながりから一人はぐれてしまった孤独な人間に気づくかもしれません。
人間だってやっぱり他の生き物とつながり合って生きていると,感じる子どももいるかもしれません。
人間同士がつながり合わなきゃと思う子どももいるかもしれません。
いろいろな気づきがこの教材から広がりそうです。
私は個人的に,共同体感覚を思い浮かべます。
一人では生きてはいけない。
というのも,ここのところ以前担任していた子どもたちから次々に手紙が届き
もうすでに懐かしい存在になっている教室が一気によみがえってきたからでした。
どうしてこう次々と手紙が届くのかというと・・・
手紙の書き方を勉強する時期だからなのです。
授業で「誰かに手紙を書いてみましょう。」
ということになったのでしょう。
そんなときに,私を思い出してくれたなんて,なんと幸せなことでしょう。
例えば5年生などは見学のお願いが題材なのですが
結構大人でも勉強になります。
国語の教科書,なかなか面白いです。
さて,今日から時々国語の教科書シリーズで書いてみたいと思います。
今日は「サクラソウとトラマルハナバチ」(光村 5年上)
サクラソウと言っても,栽培種のそれではなく,野生のサクラソウ。
葉が厚く,しっかりとした茎に淡いピンク色の花を段々に咲かせます。
このサクラソウも絶滅が危惧されているようです。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/sakurasou.html
このサクラソウのが実を結び子孫を残すためには,トラマルハナバチという蜂が必要です。
同じ仲間に花粉を運んでもらうために,長い舌をもつ虫だけが蜜を吸えるような花の形をしている
からなのです。つまり,トラマルハナバチの口の形はサクラソウにぴったり合っていると言うことです。
サクラソウがタネを実らせるためには,トラマルハナバチがいなければなりません。トラマルハナバチ が生きていくためには,サクラソウはもちろん,その他の花々,またネズミがいなければなりません。 このように,生き物はみなつながり合っているのです。つまり,サクラソウを絶滅から守るためには, サクラソウだけを保護するのでは不十分です。お互いにつながり合って生きている生き物たちの全体 を守っていかなければならないのです。
子どもたちには『つながり合って生きている』ものを他にも探させてみたいものだと思います。
探していくうちに
「なんだ,みんなつながり合ってるじゃん。」という原理に気づくのではないでしょうか。
そこで投げかけたい質問・・・
「じゃあ,人間は?」
生物のフードチェーンのつながりから一人はぐれてしまった孤独な人間に気づくかもしれません。
人間だってやっぱり他の生き物とつながり合って生きていると,感じる子どももいるかもしれません。
人間同士がつながり合わなきゃと思う子どももいるかもしれません。
いろいろな気づきがこの教材から広がりそうです。
私は個人的に,共同体感覚を思い浮かべます。
一人では生きてはいけない。
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