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美術館での学び:認知と視覚障碍 Rebecca McGinnis ②”色”について [心理学]

昨日の続きです。
予告通り,色について・・・
マックギニス氏の講演では特に触れられていなかったのですが
「色」は,視覚に障碍を持つ方の美術鑑賞では,どのように扱われているのかに
ついて質問が出されました。

以下回答です。

「私は今まで,『色』について知りたいといった視覚に障碍をもつ方にはたくさん出会ってきましたが 『色』について知りたくないといった方には一度も出会ったことがありません。『色』については 知識として彼らは認識しています。例えば空は青,草木は緑というように。また,暖色と寒色についても触れ,暖かさや寒さを伝える色があることを認識します。」


色から暖かさや寒さ,森のにおいや,空気感などを感覚として再現し,それが心像
として,特有の像を結んでいるのかもしれません。

こうなるともう,別の文化がそこにあって,所謂『異文化コミュニケーション』であるなあと思うのです。
両方の文化の対等感が,マックギニス氏の講演から伝わってきたことをとても嬉しく思いました。
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